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執筆者の写真Akira Onishi

クラブメッドトマム(2023年1月)

更新日:2024年2月10日


冬休みを使って、4泊5日のクラブメッド(ClubMed)トマムに家族で旅行に行った。


初めてのクラブメッドで、事前に周りの知り合いから「親は楽にできる」と聞いていたのだが、あまり期待せず、子供とスキーができるという感じで行ってみた。


最初に纏めるとこんな感じ。


  1. 子連れの「親は超楽できる」

  2. イベント目白押し(遊び過ぎて疲れる)

  3. 思う存分、スキー(スノボ)

  4. 海外気分



1. 子連れの親は「超楽できる」


① 子供と完全手離れ


キッズクラブ(4歳~)は、午前・午後で2回スキーレッスンを受けられる。午前 or 午後だけでもOk。朝8:00~9:00に施設のスクール部屋に預け、午前・午後行ってもらうと、夕方16:30まで預けられる。ランチもインストラクターが連れて行ってくれる。スキー以外の室内アクティビティもあるので、スキーをしない時はそちらも選択可(詳細は後程)。


キッズクラブの子供は、だいたい小学校高学年くらいまでなので、中学生以上のお子様はお薦めしない。


プティクラブ(2~3歳)もキッズと同じ。保育園状態で夕方まで返ってこない。本人は、ホテルで親と一緒に遊べると思っていたらしく、最大限の抵抗を受けました。気になるので、途中覗くと、雪遊びしたり、室内で好きなアクティビティをしたり、ランチも皆紐を手に取って並んで仲良く行ってました。確か1名は日本人の保育士さんもいたが、スタッフ2-3名は外国人で英語のみになるので、大きくなると嫌がるお子さんもいるかもしれない。


② 子連れ以外は行かないように。


冬休み期間だったこともあり、ほぼ子連れファミリーのみ。個人的には、子連れ以外の人は、行かないことをお勧めします(大人で行くなら、学校休み以外の日程が良いかも)。


ホテルのウェブサイトでは、分からないですが、子供中心にホテルが運営されていて、我々が行った時は、至るところに子供がいて、大人は落ち着かない(子供にとっては、天国ですが)。


逆に、子連れの親は、子供がある程度うるさく騒いでも、他の家族も一緒なので、気を遣う必要がないのが良いです。



③ 大人のフリータイム!




子供を預けた後は、親のフリータイム。仕事もがっちり集中できます。読書したり、落ち着いて夫婦で会話したり、ネットサーフィンしたり。大きなラウンジは、テーブルやソファも多く、気軽に座れ、飲み物も高いお酒を除き全てフリー。軽い軽食もフリーであります。



④ 旅行プランは楽。



「日程と宿泊数」「部屋」「飛行機」「送迎バス」を決めるだけ。基本的にホテル内で過ごすので、移動以外のプランを考えることなし。楽。最初は、ホテル内だけだと飽きるかなと思ったが、その不安は1日目に払拭。むしろ、プールで遊べれば良かったと思うくらい、スキー漬けで時間が足りなかった。


高い送迎バスの代わりに、最寄り駅まで電車で行って、ホテルの無料送迎バスも利用できる。


「宿泊数」は、最低3泊以上という条件付。ハイシーズンは最低宿泊数の条件が付くみたい。なので、週末に行くというより、長期休暇で利用するという感じ。


「部屋」は、40㎡位の狭い部屋と60~80㎡の広い部屋の大きく2種類に分かれていた。細かくは、6-7種類かな。初めてで予約する際には、広い部屋が空いていなかったので、狭い方をチョイス。4人で部屋に居ると、若干窮屈だが、結果的にはこれで良かった。というのも、部屋は、寝に帰る位だったので。


「飛行機」の行きの便は、送迎バスの出発1時間前に新千歳空港に到着。帰りの便の出発時間は、送迎バスの同空港到着予定時間の2時間後くらいに予約。


「送迎バス」は、片道約1時間半程度。往復で一人2万円ほどするので、考え物。次回は電車+無料送迎バスかな。


2. イベント目白押し(毎日疲れました)


毎日、夕方辺り~夜11時?まで、メインステージ(バーカウンターがあるラウンジの一角)でスタッフさん企画のイベントが1時間~2時間おきにテーマを変えて企画されます。




これが、また楽しめます。スタッフさんは、何とホテル従業員やスキーのインストラクターなど、様々。演劇したり、中には一芸を披露したり、子供参加型のイベントがあったり、ビンゴ大会があったり。ショーはプロレベルの人もいれば、頑張って練習しました、といった方もいて、手作り感もあって親しみもあり、子供参加型イベントもあって、飽ません。凡そ、週5~7日のローテで変わっていたので、その間であれば、毎日イベントが変わって楽しめる。


そして、20:00くらいから、海外あるあるで、メインステージがクラブと化してダンスミュージックが流れ、ずっと夜遅く(23時くらい?)まで踊り続けます。また、館長(エリックさん)のダンスレッスンもあり、皆で揃えてダンスするというのもあり、子供は大はしゃぎ。


メインステージ以外の部屋でもアート教室があったり、色々企画されているようでしたが、そこまで行けず。外に出て歩いて30秒位の別施設には、屋内プール(波付き)もありましたが、そちらも行く時間なく。


毎日、遊び疲れた~、という記憶です。一日の流れはこんな感じ。


7:00    起床、子供たちのスキー・プティクラブ準備

7:45    レストランで朝食(バフェ)

8:20    上の子は、スキーレッスンへ。キッズは皆レストランを去ります。

9:00    下の子をプティクラブにお預け。

9:15~10:00 レストランに戻って、大人だけでゆっくり朝食の続き。

10:00~12:00 フリータイム。ラウンジの窓から、スキーレッスンの様子も見れる。

12:00~13:30 ランチ。子供達もランチに来るので、少し遠くから様子見。


           ※食べ過ぎ注意。ビールもフリー。


13:30~16:30 フリータイム(ゲレンデへ、スキーorスノボなど)

16:30    メインステージで子供をPick up(同時に明日のレッスンを予約)

17:00~18:00 部屋に戻り、お風呂&お着換え

18:00~19:30 レストランでディナー

19:30~21:00 メインステージでイベント鑑賞&まったり時間。

21:00~   お部屋に戻り、就寝。


どうでしょうか。。。子供達がイベントにハマり、毎晩早々にディナーを終わらして、メインステージに行くことになったため、ディナーの前にお風呂に入れないと、大変です。


加えて、部屋からレストランやラウンジまで、歩いて10分と、館内が広く、お陰で毎日1万歩以上歩いていました。夜部屋に戻るとぐったり、寝るだけでした。



3. 思う存分スキー



夫婦二人で、スキー&スノボができるなんて、何年ぶり?二人でリフトに乗り、子供のことを考えずに、スキー&スノボに没頭できるのは、非常に新鮮でした。夫婦二人の時間も大事ですね。でも、会話の80%以上は子供の話。。。


スノボよりも、スキーに向いているゲレンデでした。滑っている人もスキーヤーが多く、ゲレンデ近くは、平坦なところも多かったので、歩いているスノーボーダーもいました。


多くの人は、朝から滑り、昼過ぎには上がって、後ゆっくりという過ごし方。午後滑ると、晴れていても太陽が山にかかり、15:00には暗く寒くなったので、そちらの方がおすすめ。


大人のレッスンは別料金なので、気を付けるように。あと、レンタル代も別料金。


運動不足と歳のせいもあり、一番上まで行って、下るのを3往復すると、足がパンパンでした。でも、思う存分スキー&スノボができるので、好きな方には、おすすめです。



4. 海外気分


他の皆さんもよく言いますが、国内なのに本当に海外にいるような感覚になります。

理由は、スタッフの約80-90%は海外の方で、お客さんの半分は海外の人。また、スキースクールも海外の方が教えているので、スクール・館内とも英語が公用語です。


なので、英語に慣れていない子供には、最初厳しいですが、英語環境に慣らしたい親御さんには、パスポートなしで海外気分を味わえるので、お薦めです。


日本人スタッフをお願いすると、対応に倍以上時間がかかりますし、日本人的なサービスも乏しいので、サービス面でも海外仕様に慣れていない方には、やや戸惑う環境ですが、海外旅行が好きな方にはぴったりの場所だと思います。



5. その他


① お部屋


全体的に内装はされているので、綺麗に見えますが、隅々を見ると決して綺麗ではなく、普通です。古い建物を買い取ったのだと思います。ただ、部屋に備え付けの風呂場や洗面所は、綺麗です。



おトイレはお風呂場にあり、いわゆるユニットバスですが、洗面所は分かれているので、気にはなりませんでした。ただ、頭や体を洗うところは、バスタブなので、カーテンをかけて、洗い流すスタイル。そこは唯一、嫌なところでした。バスタブがあるので、湯舟には浸かれます。



② お食事&飲み物


朝・昼・晩とバフェスタイル。サラダ・ご飯・パン・麺類・パスタ・ピザ・中華/洋食/和食のおかず・スープ・魚・お肉(2-3種類)・デザートなど豊富。味は、普通ですが、ただ、メインの魚やお肉料理など、大人向けに作っていて、見た目も綺麗なので、美味しかったです。北海道ならではの海鮮もあり、値段気にせず、メニューを選ぶ手間もいらないので、楽ですが、食べ過ぎ注意です。


なお、子供にとっては、天国。好きな食べ物を好きなだけ食べ、デザートも豊富で、ソフトクリーム食べ放題。マシュマロにかけて食べる、チョコレートの滝?もあったり、うちの子は、ずっとワクワク状態でした。


アルコールは、ビール、赤・白ワインが、無料。有料で良いワインや他のお酒も飲める。ソフトドリンクは、無料。


別途、有料の焼肉レストランがあるが、子連れなので、いけなかった。子供中心なので、我が家は、バフェで充分でした。流石に、最後の方は飽きてきたので、3-4日が限度と思った。



③ スタッフ対応


全体的に良かった。ただ、所謂日本的なサービスは期待できず、完全に海外スタイルのスタッフ対応と思った方が良い。日本人のように、聞きたいことを先回りして察して、スタッフから提案してくれることはまずない。ストレートにこちらのリクエストを言わないといけないなど。英語が話せないと、不自由を感じる場面が多々あり。例えば、日本人スタッフが少ないので、待たされるなど。


追加タオルが欲しいだの、歯ブラシが欲しいだの、ツインベッドをくっ付けてキングサイズにして欲しいなど、色々と依頼したが、スタッフの対応はどれも◎。到着早々に、ツインベッド2つをキングサイズへの変更を依頼した際、韓国人のマッチョ2人がやってきて、単にくっ付けるだけでなく、溝を埋めるクッションやシーツもキングサイズにするなど、結構本格的に対応してくれ、子供達も満足していた。


なお、子供には非常に優しく、接してもらえるので、お食事など、館内で過ごす際は、親は非常に楽でした。


④ 洗濯


共用の洗濯機・乾燥機は、あまり使う気がしなかったが、靴下や肌着は、汗や雪でぬれたり、汚れるので、一度使用した。ただ、部屋数の割に数が少なく、夜はいつも渋滞。しかも、皆は使われている洗濯機・乾燥機の残り時間をチェックし、あと10分くらいになる機械があると、どこからともなく人が湧いて来て、並び、確保するという感じだった。


次回は、あまり時間を使うことなく、うまく使いたい。



⑤ 他にやることないか?


4泊5日間、基本的にホテル内とゲレンデしか行かなかった。周辺にはスケート場があったり、別建物にプールもあったが、タイムテーブルを見て分かる通り、行く暇がなかった。上の子もスキーしかしたくない、というモードだった。


また、周りはほんとに何もなく、山々に囲まれ、ホテルしかない、という奥地。雪なので、歩くこともできない。



⑥ アクセス


実は、新千歳空港からトマム駅まで、電車が走っており、トマム駅~ホテルまでは、ホテルの無料送迎バスを利用できる。初めてで、子供も小さいので、今回は新千歳空港~ホテルは、有料のホテル手配の直通送迎バイスを利用したが、これが高い。大人は往復1人2万円。次回は、子供も大きいので電車で行こうかと思う。


こんな感じです。子供にどっぷりスキーと遊びをさせたい方+親も楽したい方+ちょっと海外気分を味わいたい方には、ちょうどいい所です。





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